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ボランティア活動で徳を積むススメ

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仏教の世界では「徳を積む」という言葉があります。

誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。昔はよく年配の人から徳を積みなさい、と諭されることがあったことでしょうけれど、あの徳というのは一体何でしょうか。

徳には陽徳と陰徳の二つがあって、陽徳は他人に認められるわかりやすい善行、要するに人に褒められるたちのものを言い、仏教ではこれを一代限りで終わってしまうとしています。つまり子孫代々に渡るまで影響を与えるような徳を積もうと思ったら、陰徳、つまり人に褒められることなく人知れず善いことをする必要があるのです。

陰徳は自分が誰かのためにやることで、それを誰かに認められたり褒められたりお返しを受けたりなどを期待しない働きのことを指し、徳を積むという言葉はこの陰徳を指しているのです。

人間何十年も生きてきたら、人は一人では生きられず、いつでも誰かの力によって生かされているのだ、と感じるようになることが多いです。それが判れば感謝の念を持つことが出来ると同時に、自分も誰かのためにしたことで褒められようなどとは思わなくなります。

その最たる例がボランティア活動と言えます。東北の震災や九州の震災でもボランティアをする人たちがたくさんいましたが、彼らは誰かに褒められようとか認められようと思って活動しているわけではありません。

困っている誰かがいるので、自分に出来ることで助けになれば、と思ってやっている人がほとんどのはずです。その場にいてそこでの光景を見たり、実際に体験したことでなら人間はいかに困っているかがよく判るのです。

大きな震災の時でなくても構いません。定年退職後、することがなく家でくさってゴロゴロしていたりアテもなく繁華街を彷徨ったりするのであれば、ボランティアをしてみるのはいかがでしょうか。

地域の小学校の登下校の見守りの係でも構いません。人のために行動することで自分も良い気分になりますし、見返りを求めないことで誰かに酷いことを言われても自分が傷付くことがなくなります。

徳とは幸せのもとであり、ありとあらゆるものに化身することが出来ると言われています。その意味では、徳を積むということは神様の貯金と呼べるかもしれません。

自分の精神を安定させ、誰か、何かに尽くすことで幸せを感じ、子孫代々にいたるまで幸せの影響を与えることが出来るように、今誰かのために出来ることを始めてみるのはいかがでしょうか。

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