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ドキュメンタリー映画「アインシュタインの脳」のあらすじと見どころ

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ドキュメンタリー映画「アインシュタインの脳」はイギリスの国営放送BBCによって1994年に製作され、1998年に公開されました。

20世紀を代表する物理学者にして天才でもあるアルバート・アインシュタイン博士は1955年にこの世を去りましたが、彼の遺言によって彼の遺灰も墓もこの世にはありません。しかし博士の脳だけは研究のために保管されていると噂されており、当時有名なアインシュタインの研究家でありコレクターでもあった近畿大学助教授の杉元賢治はアメリカに「アインシュタインの脳」を探す旅に出かけます。その旅路を記録してまとめた作品がこの映画です。

この映画はドキュメンタリーですが奇妙な作品として広く知られています。

スポットライトを浴びる杉元賢治が脳が保管されているというプリンストン大学を訪れるものの、大学の保管室に実物がない事を知らされます。何でもトーマス・ハーヴェイ教授が脳を持ち帰ったまま行方不明になっているせいだそうです。すぐに杉元賢治は教授を追いかけますが、アメリカ全土を奔走する事になります。やがて杉元賢治は教授の孫娘と出会い、彼女のアドバイスに従ってカンザス・シティに向かいました。そこでようやく教授と対面できた彼は脳の一部を入手できたのです。

以上が「アインシュタインの脳」のあらすじです。

見どころは杉元賢治をはじめ、作品に出演している奇妙な人々に尽きます。
例えば杉元賢治、彼はアメリカの入国審査の際に関西なまりの英語で「アインシュタインの脳を見に来ました」という返事を堂々と言い放ちます。また脳の手がかりを持っていそうな人に出会う度にいきなり「脳を見に来ました」と言ったり大学で発売されているアインシュタインのグッズを大人買いしたり等奇行が目立っているのです。

それは作品に登場する研究者たちも同様で、どことなく怪しい雰囲気を放っています。

奇人たちが織りなす奇妙な展開が連続し、やがて驚愕の結末とシュールなオチが最後を飾りますが、それこそがこの映画の見どころと言えます。

そもそもこの映画は、監督でありBBCテレビのプロデューサーでもあるケヴィン・ハルがアインシュタインに関する番組製作の取材中に杉元賢治に出会って意気投合した事から制作された作品です。つまり制作の時点から奇妙だったというわけです。

ちなみに杉元賢治はのちに教授になりましたが、2006年10月19日20時44分、大阪府大阪狭山市の病院でこの世を去りました。享年58歳です。最後までアインシュタインの研究を続けていたそうです。

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