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シニア世代に贈る昼ドラマ「やすらぎの郷」はなぜ支持されるか

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テレビ朝日と脚本家の倉本聡がタッグを組んで製作されたドラマ「やすらぎの郷」は、老後を老人ホームで過ごす人々の日常生活をコミカルに描いています。

シニア世代には、共感しやすい内容がたくさん盛り込まれており、見ている人をドラマの中に引き込んでしまいます。浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫といった大女優に加え、芸達者の藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭、そして主演の石坂浩二と出演者も中高年には、懐かしい俳優や女優ばかりです。彼らの演技を鑑賞しながら、昔の思い出を甦らせることができます。

リタイヤ後の昼の時間帯は、男性にとって退屈なものです。そんな時間帯に放送される「やすらぎの郷」は、女性達だけでなく男性達の関心も惹き付けているのでしょう。ゴールデンタイムならぬ「シルバータイム」として昼の新しい時間枠の誕生です。

もともとの企画段階から、中高齢者をターゲットにしたドラマ枠として立ち上げられたテレビ朝日の第1弾として始められた「やすらぎの郷」は、大人による大人のための大人のドラマとしての地位を確立したといえます。

「北の国から」など、人の心を表現することにたけた名脚本家の倉本聡ならではのテイストは、見ているものを釘づけにします。ユーモアの中に悲哀があり、悲しみの中に可笑しさが感じられる、そんな「やすらぎの郷」の物語は、同世代のシニアにとって登場人物への感情移入を生むのでしょう。そのことが、魅力であり人気の秘密といえます。

時折、老人ホームの若いスタッフたちとの交流場面で見せる入居者の可愛らしい一面が、見ているものを和ませてくれます。

「やすらぎの郷」で起こる事柄は、一般の中高年の人にも肌で感じられる部分とテレビ人専用の老人ホームという特殊な設定により一般の人では味わえない体験の両方を与えてくれます。シニア世代の「あるある」に共感しながら、テレビ業界の知らない世界に触れることができるのです。

老いや死に対する恐怖という重たいテーマを軽やかに仕立て上げながら、しっかりとメッセージを投げかけてくれる「やすらぎの郷」の物語は、これから老いと向き合っていく中高年世代にとって、とても身近に感じられる内容だといえます。

ドラマの中の人物が、自分のように思えて目が離せなくなっている人も多くいるでしょう。だからこそ、「やすらぎの郷」は、中高年の多くの人から支持されているといえます。

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